「私のアンビリバボー」
平成10年のことになりますが、私はいわゆる劇症肝炎にかかり病院に担ぎこまれました。 この時は肝機能の状態を示す GPTが8,970、GOTが15,960、LDHが20,760ととんでもない値を示していました。
医師からはありえない数値であり、知らない世界とまで言われ、助かる見込みは絶対にないだろうとの宣告でした。家族も呼ばれ、こんな数値は見たことも無く、持っても2~3日で、助かった例は皆無といわれるような特に激しい劇症肝炎でした。
しかしながら、それから医師団が一応やるだけはやってみようと言う事になり、懸命の治療がはじまりました。
しかし、集中治療室では、もう体全体真黄色でおまけに体全体から異様な匂いが出てきて、医師からは、いよいよですねと家族に告げられたそうです。
だが、天は我を見捨てず、約1週間で集中治療室を出ました。そして順調に回復し、1ヶ月あまりで退院しました。この結果は、医師が本当にびっくりしこれは奇跡以外には無いと、大変な話題になったそうです。
助からないものが助かった、その理由とは・・・。
実は、私は病院に担ぎこまれた時、大変な病気であろうとは夢にも思いませんでした。病気の内容を知らされ、助からないと宣告されたときは、青天の霹靂であり、大変なショックでした。しかし、負けるものかと「気」を取り直し、今ここで死ぬわけにはいかないと、一大決心をし、生きて帰ることを決心しました。
それからは、自分の肝臓に「気」を入れ続け、気持ちは死んだらどうしようとかの考えをシャットアウトして、生きて病院を出る、明日への希望のみ考えることにしました。そして又、楽しく生活をしている姿をイメージしました。
医師団の懸命の治療と「気」、そして生きるんだとの信念。これが功を奏したのか、結果として無事退院することが出来、現在完全復帰しています。
重い病気については気に病み、そのことばかり考えていると、考えれば考えるほど寿命を縮めます。考えて考え抜いたら病が治るものならそうすれば良いでしょう。でも、現実は逆です。病と敢然と闘う方法は知りませんが、少なくとも希望を絶えず持ち、良い方向へばかり考えるならば、その思い描いた方向に向くのではないでしょうか。


